以前、『オセラ』の企画にも登場した山田稔雄さん、節子さん夫婦。自宅に隣接する「楽園」で仲むつまじく、野菜や果実作りを愉しまれていたふたり。今回、思うところあって「楽園」を「わが家の宝=レジデンス山田II」として生まれ変わらせた。その完成までの道のりを振り返る。
現役時代は、教師としてたくさんの子どもたちを見守り、育て、定年後は同じように丹精込めて野菜や果実を育てた稔雄さん。今は晴れやかな表情で「野菜作りも果実作りも、もう存分に愉しんだ」と笑う。そして隣の節子さんに向かって「お互いよくやったなあ」といたわり合う。
ふたりが歳を重ね、体力的にも畑を維持することが難しくなったころ、秦社長が提案したのが「レジデンス山田II」の構想。そのプランを見て稔雄さんは、「これなら『わが家の宝』として娘たちや孫たちへ受け継いでもらえる。これに勝る喜びはない」と感じたそうだ。そして「何よりも学生をはじめとする次の世代を担う若者たちがここで暮らし、ここから巣 立っていく。その一助となれるのが嬉しい」と続けた。
そんな稔雄さんと節子さんの満足そうな笑顔を前に、秦社長がこんなエピソー ドを聞かせてくれた。それはこの春から「レジデンス山田II」に入居した学生の両親から秦社長へ届いた一枚の手紙。そこに記されていた感謝の言葉を紹介したい。「先日は『レジデンス山田II」完成見学会の際、お世話になり有難う御座いました。少しの時間でしたが、社長様のお話を聞かせていただき、私も建築関連の仕事に携わっており、大変感銘を受けました。息子の新しい門出を秦建設様施工の物件でスタート出来る事は心より嬉しく、ご縁を感じます」。
遠く故郷を離れ、大学生としてひとり暮らしを始める息子を想う親心。新しい門出を「レジデンス山田II」から始め られる喜びと高揚感。聞けば、完成見学会の際、秦社長は息子さんに「しっかり勉強して、得た知恵と知識を社会のために役立てる。そんな男になろうぜ!」とエールを贈ったそうだ。その熱いエールへのアンサーがこの一枚の手紙だったとのこと。
最後に山田家の次女・晴美さんが、「私にも娘がいますが、こんなところ(レジデンス山田II)で学生時代を送らせてあげたかった。安全で住み心地のいいこんな部屋で…」と想いを語る。その言葉に安堵の表情を見せる秦社長と信一郎副社長。「親から子へ、子から孫へ」。山田家の物語は続く。
「楽園」は「若者たちの安住の空間」へと生まれ変わった。「それもまた幸せなこと」と山田夫妻。「レジデンス山田II」から多くの若者たちの未来が拓かれることを願って...。
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