コロナ禍に揺れる世界、そして日本。誰もが「安心・安全・快適」に暮らせる日々を願いながら「新しい生活様式」に溶け込もうとしている今、「アミスタ大和町」が完成した。ここに帰るとほっとできる、ここに帰ると癒やされる、そんな住まいと町。構想から25年。完成への軌跡をたどる。
前号『オセラ』で紹介した「アミスタ幸町」が「一人十色の暮らしがかなうマンション」なら、今回紹介する「アミスタ大和町」はそのスケールをさらにアップした物件といえる。5階建て全30戸ワンルームタイプのオール電化マンション。時代が求める「新しい生活様式」に適した「新しい生活機能」。「秦建設」が取り組む「アミスタ・プロジェクト」は、そうした入居者のニーズを踏まえ、これまでの賃貸のイメージを超えた「次世代の賃貸マンション」の在り方を提言している。(ここで改めて「アミスタ大和町」が建つ岡山市北区大和町の魅力に触れてみたい。古くは承応3年(1654年)の大水害をはじめ、いく度もの災害に襲われた岡山城下を守り続けてきた百間川の荒手。その恩恵によって、岡山市中心部とこの大和町界隈は、「安心して暮らせる町」として栄えてきた。思い起こせば今から25年前、ここ大和町の魅力に惚れ込んだのが秦社長。「この物件がある町は強固な永忠堤(3つの荒手)で守られ続けてきた稀少なエリアです。永忠堤のおかげで大和町は安全に暮らせる町として知られるようになりました。事実、戦前は旧日本陸軍の将校用官舎が建てられるほどのほまれ高い町になっていました」。「たび重なる水害を百間川を用いた画期的な治水技術によって大和町は豊かな町へと変貌した。そこには郷土の偉人・津田永忠をはじめ、県や市の治水行政に携わる人々、地元民の理解など多くの先人たちの努力によって築かれてきた歴史がある。
そして2021年3月に完成した「アミスタ大和町」は5月時点で満室となった。その結果に先頭に立ちプロジェクトを推進してきた信一郎副社長は、「ご入居者の約半数が学生さん、女性が多いのも特徴です。『秦建設』が取り組んできた「安心・安全・快適」な住まい。ここに帰ってきたらどこよりもほっとできる住まい。完成2か月にして『満室』という結果は、私たちの取り組みがみなさまに認めていただけた証だと私は思っています」と穏やかにほほ笑む。
そして最後に秦社長は、「絶え間なく、止まることのない先人たちの努力は目立つことも人の目につくこともない地道な行ないです。ただ、それを黙々とやり通したからこそ今の岡山市があり、幸せな暮らしがあるんです」と締めくくった。
コロナ禍が叫ばれはじめた昨年2月、「秦建設」は、それからわずか1年弱で2棟の「強いマンション」を完成させた。安心・安全な住環境作りへ、「秦建設」はこれからも先陣を走り続ける。
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