長い冬を越え、心待ちにしていた春の訪れ。その息吹に誘われるかのように美しく咲き誇る畑の木々たち。今回の主人公は土を愛で、野菜や果樹をこよなく愛する山田稔雄さん、節子さん夫婦。畑の隣に完成した「レジデンス山田」のオーナーとして、その想いをうかがった。
もともと稔雄さんは、自宅から離れた場所に約50種類もの野菜や果樹を植えた畑を所有していた。定年後は、畑のなかにバンガローを建て、採れた野菜や果物を味わいながら、のんびり余生を過ごすのが夢だったそうだ。今回、秦社長の勧めもあって、賃貸アパート「レジデンス山田」の着工を機に、以前の畑から自宅前 (「レジデンス山田」の隣)に木々を移植して、新たに菜園を作ることにした。
「ちょうど夏の暑い時季の植え替えだったので、根がきちんと付くかどうか心配していました。でも木々は木々なりに、一生懸命生き延びようとがんばってくれて、無事この春、花を咲かせてくれました」と感慨深げな稔雄さん。
実は移植の際、秦社長は木々が根付き、緑が映えるようにと果樹の下に苔を植えた。苔が乾いたら水をやる目安にしてほしいとの配慮も含めて…。ただ実際にはそんな心配も杞憂で… 「稔雄さんはきっちりと水やりを欠かすことなく、立派に木々を育てていらっしゃいます」と秦社長は笑う。
そんな秦社長を見ながら稔雄さんがしみじみと言うには…。「秦社長は夢のある文学者であり、詩心を持っている。 誰に聞いても『秦建設』はそれを表すようにかっちりした建物を建てているという。その秦社長の確固たる信念が社員や職人さん一人ひとりに万遍なく伝わっている。そして多くの施主さんが 『ほめられ、喜ばれこそすれ、苦情の苦の字も聞いたことがない』とその仕事ぶりを評している。この言葉がすべてを語っていると思います」と続けた。
施主だけでなく、地域全体の発展を願い、それを具体化する熱き浪漫。それこそが秦社長が抱く「夢・詩心」だと稔雄さんは言い切る。
「この畑や『レジデンス山田』は、地域の景色。ご入居者さまや地域の方々のやすらぎの場所です。この地を愛する山田家のハッピーはここから始まります」と秦社長は締めくくった。
取材の終わりに稔雄さんがふと発した、「私たちは、しあわせでございます…」のひと言。その 心からの言葉に思わず胸打たれる秦社長。あらためて山田家の「ハッピー」は、これから、この地から始まり続いていくと感じた。
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