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お客様の声

「働き者」こそわが家の財産。人の役に立てるオーナーめざして。

穏やかな春の光にあふれたその日。 真新しいマンションのエントランスで愛犬・ライアンと迎えてくれた秦和光(かずみ)さん。彼女こそが、今回紹介する賃貸マンション『アミスタ』のオーナー。少しはにかみながら、オーナーとしての決意と思いを語ってくれた。

「実は前からマンション経営には興味があったんです。というかやりたかった (笑)。父から『自分でやってみないか』と言われた時は、『やります!』と即答しました」と屈託なく笑う和光さん。 和光さんの言う「父」とは、秦建設の社長・秦啓一郎氏。マンション建築・経営に関しては言わずと知れたプロだ。だからこそあえて誤解のないよう言うが、今回のプロジェクトは秦社長ではなく、あくまで和光さんによるもの。すべての責任(資金面や管理・運営等)は和光さん自身が背負っている。
「私は秦建設で事務の仕事をしていますが、事務所内はパーテーションのないオープンなフロア。マンション経営にまつわる話が普段から自然に耳に入ってきます。なかでも感銘を受けたのが、とあるオーナーさんのエピソードです。そのオーナーさんは雨の日には必ず自転車置き場に『サドル拭きにお使いください』とメッセージを添えてタオルを置かれているそうです。私がもしオーナーになれるなら、そんな心遣いができるオーナーになりたい。人の役に立てるマンション経営をしたいと思いました」。マンション経営を始めるにあたって和光さんは会社を設立。社名「KAZMinute株式会社」。カズミニッツの意味は?
「父は機嫌がいい時は私のことを『カズミッツ』と呼ぶんです。機嫌が悪い時は『カズミ!』です(笑)。ミニッツには『すぐに』という意味もあります。父はいつもお客さまから急ぎの連絡があった時は、『救急車より早く行け」が口癖です。その思いを社名に込めました」。
続けて秦家にまつわる話が・・・「秦の祖父と祖母は夫婦で小さな割烹料理屋をしていました。地元の大分ではたくさんのお客さまに贔屓にされていたそうです。お店は祖父が病で倒れるまで続きました。たぶん『働き者』こそが秦家に受け継がれる財産なんでしょうね」。
取材の終わりに秦社長がこんなエピソードを話してくれた。「和光は9回あった生コン打設のすべてに立ち合いました。ある日、雨に降られた時、彼女はコンクリートが濡れないよう職人たちと一緒にブルーシートを掛けていました。その姿を見て彼女ならよいオーナーになる、そう思いましたね」。

生コン打設を見て職人の凄さを実感し、『アミスタ』への愛情が増したという和光さん。秦家の「働き者」がまた一人増えた。

2007.01.27
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