岡山西バイパスが完成し、沿線がめきめきと開けてきました。その西バイパスと2号線バイパスが交差するあたりに、『トパーズ白石』が建ちました。田園気分味わえ、かつ、交通は至便です。
先々のことを考え、マンションを決意
白石家は、仙台藩より岡山に来て400年近い歴史をもつ家柄。「トパーズ白石」の近辺は、あちらもこちらも白石姓でいっぱいなのだそうです。その総本家とあって、オーナーの薫子(けいこ)さんは、古い家を壊すことに戸惑いがあったそうです。17年前にご主人を亡くし、一人で家屋敷と田畑を守ってきたけれど、先々のことを考え、この度マンションを建てることを決意されたのです。1階の2部屋分を自宅用にして、これから生まれて初めてのマンション暮らしが始まります。『まぁ、そのうち慣れるでしょう。何とかなりますよ』と言いつつ、多少不安が残るようです。そんなとき、近くに住む友達は何よりの力です。白石代枝子さんは、薫子さんが昭和23年に白石家にお嫁に来て以来の親友だそうで、この取材日も同席してくださいました。近くに住み、60年も親友ならば、もう一生いい話相手でしょう。
外壁は山陽新聞社と同じ様なタイルで
秦建設が手掛けるマンションは「秦カラー」と言われるほど明るい茶系のタイルが多いですが、ここ『トパーズ白石』はちょっと違います。なんでも、薫子さんが「山陽新聞社と同じ様なタイルにしてほしい」と希望されたそうで、そういえば、あのそびえ立つ新社屋の様な外壁です。亡くなられたご主人が建築関係のお仕事だったので、工事のことはよく分かっておられたそうです。「トパーズ白石」の管理は、主に孫の白石沙誉子(さよこ)さんが引き受けます。まだお若いので、秦社長が「不動産賃貸業が自分の仕事だと思ってください。農業は副業です。そう思って、しっかり管理してください」とエールを送りました。
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