オーナーの金子さんは、大手企業に長年勤めて、定年後、奥様の郷里である岡山に戻ってこられました。現役のとき県の分譲地150坪を購入し、戻ってから新築した家に20年ほど住んで、このたび、そこを更地にして、マンションを建てられたのです。
1年ほど前、この誌面でご紹介した『サンサイド山部Ⅱ』というマンションをご記憶でしょうか。金子さんの奥様は、その山部さんの叔母にあたります。今回、「エルフィン」の建設にあたっては、(姪だけれど)マンション経営では先輩格の山部裕子さんの働きが甚大でした。マンション経営の有利さ、面白さを説き、実際的な諸用もこなして、ご夫妻から深く感謝されました。「うちもマンションを建てようかと本気で考えたのは『サンサイド』が完成して、見学会に行ってからですよ。見れば見るほどよかったものだから、すっかりその気になりましたね。10回くらい見に行って決心しました。だから『サンサイド』とそっくり同じに造ってほしいと、秦さんにお願いしたんですよ」。住宅がマンションに代わってしまった金子さんご夫妻は、現在、借家にして貸していた家を増改築し、快適になった和風の家で機嫌良くお暮らしです。ご主人は読書を、奥様はプロ級の『大原流刺繍』を楽しんで、悠々自適の毎日です。
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