真備町の中心、駅まで5分という住宅地に、若いご一家の住宅が建ちました。家の南側は用水で、その先は広々とした田んぼです。このあたりの用水には、「春の小川」を思わせる自然がたっぷり残っています。やがてフキノトウが芽を出し、小ブナやドジョウが育つでしょう。兄弟は、もう土や水に馴染んで、外遊びが楽しそうです。
親子二代で秦建設の家
もともと、ここにご主人・吉伸さんのご実家が建っていました。つまり、吉伸さんはここで生まれ育ったのです。ところがご両親が2年前に総社市に家を建てて移り住まれたので、空いた家に吉伸さん一家が入居しました。1年住んだころ、どうせ建て替えるなら早いほうがいいと思い、秦建設に話をもっていきました。新しい家の構想は、総社のご両親の家がいい見本になったそうですが、実はその家も、秦建設の仕事なのです。「親子二代で秦建設の家」という例が、このところちらほら見受けられます。親子の絆の中に秦建設の働きが加わり、代々の家を守っていければ、建設冥利というものです。
目の前に広がる田園風景と、木のいい香りでリラックス。
中村邸の内部は、木の香りのする落ち着いた雰囲気です。柱は全て桧材を使用、さらに床の木組み、屋根板など構造材に至るまで、KD材と呼ばれる人工乾燥を施した歪みの出にくいものを使用しました。南に面したダイニング・リビングからは、牧歌的な風景が広がり、ゆったりとリラックスできます。家中に目新しい照明が使ってあるのでお聞きすると、「照明器具はイ ンターネットで取り寄せました。玄関の蜂の巣(ハニカム)のような照明は、自分で組み立てたんですよ。インテリアには興味があるので、これから楽しめま す」と吉伸さん。奥様の愛さんの楽しみは野菜作り。内へ外へと、家族で春を謳歌する家です。ガラス戸を開け放てば、用水のせせらぎが聞こえてきそ う・・・。ここには、季節の移ろいを肌で感じる暮らしがありました。
新築一戸建て・マンション・商業建築などの設計・施工、リフォーム、マンション経営などのサービスに関するご質問、ご相談など、お気軽にお問い合わせください。