三階建てのマンション「マーガレットA」のオーナーでいらっしゃる宮木様が、このたびご自宅を新築されました。先年の区画整理事業の整備で、屋敷の三分の一ほどをあけ渡すこととなり、庭を含めた全体を、開放感のある現代建築に造りかえられたのです。家を興された先々代の思い出を残しながら、新世代の家を造ることができました。
古民家が開放感のある現代建築にかわった
もともとここは、白壁と焼き杉の塀に囲まれたお屋敷で、築80年の古民家が建っていました。先々代の豊おじいさんが、錦鯉の泳ぐ池に松を這わせ、つつじなどの咲きそろう庭を造られて、年代モノの庭園となっていたのですが、時勢というか、建て替えの時期がきていたようです。新しいお住まいは、母屋と、離れと、枯山水の庭園が広い敷地にゆったりと配置されています。枯山水は秦社長が「庭にはストーリーがあるんです」と自らプロデュースした宮木家大満足の庭だそうです。ご家族が集まって案を出し合い、何度も模型を作り直して練りに練った結果の作品です。秦建設の完成見学会で得たアイディアを取り入れ、家相を考慮し、二世代が気持ちよく住める家を願って、完成までに足掛け三年を要しました。
先々代の豊おじいさんは、新しいもの好きだったので、この度の新築の家も、きっと気に入っておられることでしょう。
ホームエレベーターのある家
母屋一階の和室は、正面に石庭を見て、きりっと気の引き締まる感じです。ゆったりとした広縁が、心地よく春の日差しを入れていました。リビングにはサンルームのようなテラスがあり、広くて視線が遠いので、ちょっと非日常の空間が生まれます。
宮木家は、一階がパブリックスペース、二階がプライベートスペースになっていて、老ご夫婦の居室も二階です。そのため、ホームエレベーターが設置されました。メインのキッチンは一階ですが、老ご夫婦のところにも立派なキッチンがあります。お孫さん姉妹は、「叔母さんたちが来ても、ゆっくりできるように、おばあちゃんのところにキッチンとトイレがあるといい」と祖父母を思いやります。
宮木様ご夫妻は、「やはり信頼できる建築会社を選ぶことが大切ですね。秦建設さんは基礎から仕上がりまで、ていねいに労力を惜しまずにやってくださって、感謝ですよ」と、こちらも賛辞を惜しみません。感謝という言葉が耳に快いことでした。
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