山陽本線・金光駅から徒歩数分、金光学園高校のすぐ近くに、株式会社唐川建具の広い敷地があります。工場、母屋、住宅など合わせると、相当の面積になります。その一画に、この度、次男・武憲さんの住宅が建ちました。気の引き締まるような純和風の家です。
立派な家に負けない家庭を築きたい。
唐川武憲さん、由香里さんご夫妻は「結婚して家をもつことが夢だったのに、夢以上の家ができました」と、喜びこの上ない様子。それに負けず劣らず喜んでおられるのが、父親の秀男さんです。
「10年前にこの土地を買ったときから、ここには次男の家を建てると決めておったんですよ」とおっしゃるように、最初に秦建設に話を持ち込んだのは、お父上でした。昔も今も変わらぬ創意工夫の人で、秦建設の難しい注文にも楽々と対応できた名人職人です。唐川建具と秦建設の付き合いは長く、30年にも及ぶそうです。
「父のほうが家の良し悪しをよく知っていますから、父が話を進めてくれて助かりました。兄夫婦も何かとよくしてくれて、ありがたかったですね。僕は電気関係が専門だから、照明器具などは自分で楽しんでやりました。実は、玄関や上の間など、かなりこだわっているんですよ」と武憲さんが言えば、由香里さんも「私が初めて唐川の家に行ったとき、お母さんに両手を広げて迎えられて嬉しかったのです。この家も、二階のベランダやキッチンのカウンターなど、私の希望をちゃんと取り入れてもらって、ありがたいです・・」と、そっと付け加えます。
「自分の育った家に負けないいい家庭を築きたい。親にしてもらった分を生まれてくる子供に返してやれたら嬉しいですね」と二人は声を揃えました。そうやってこの地に代々住み継いでいけるように、秀男さんは、どっしりとした家を願われたのでしょう。この家なら何代でも住める、そんな風格のある住宅でした。
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