鹿田町にある岡山大学歯学部のすぐ近くに、ちょっと目を引くマンションが建ちました。かっちりした建物ながら、おしゃれで開放的な感じです。一階部分にコンビニが入っていて駐車場が広く、通りがかりにも目につき易くなっています。
鹿三郎おじいさんの残した「家訓」を大切に。
オーナーの西村様ご一家は下中野の「スプレンドーレ」のオーナーでもあります。その完成見学会で90歳にして現役でいらした鹿三郎さんが、「若い者にゃあ負けん」と艶のいいお顔でおっしゃられていました。
それから2年、今回の「スプレンドーレ医大東」には、残念ながら鹿三郎さんのお姿はありませんが、二棟目の完成を楽しみにされていた、と聞きました。
「嫁いできて60年、おじいさんについて来ただけなのに、ありがたいことです」と静香さんは鹿三郎さんとの人生を振り返るように、しみじみとおっしゃいました。鹿三郎さんから言えば孫にあたるご長男の建治さんは、子供の頃、おじいさんについてよく田んぼの手伝いをしていたそうです。いまどき感心な話だと思うけれど、建治さんには当たり前のことにすぎません。その素直さに、西村家の将来が託されています。
また、秦社長の持論に、「マンションの管理は愛情を持ってオーナーさんが行うこと」というのがありますが、奥様の睦子さんは、「田んぼの草取りに比べたら、マンションの管理は楽なことです」と、心強いことをおっしゃいます。鹿三郎さんを手伝って、農作業をした経験があればこその言葉です。田畑を増やし、家を統率してこられた鹿三郎さんの姿は、田んぼがマンションに代わっても、西村家の「家訓」として受け継がれていくことでしょう。
ご主人の勝文さんは、「秦哲学は、当たり前のことながら忘れがちなことを、気づかせてくれますよ」と、感謝のご様子でした。
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