やはり正解の秦建設

ご当主の磯谷さんは、この度、長女ご一家との二世帯同居を実現され、定年退職後の悠々自適の日々を、さらに悠々と送られています。
「現役時代には『いけす道楽』や『かに道楽』によく行ったもんです。それが秦建設さんの仕事だと聞いて、それなら間違いないと思ってお願いしたら、やはり正解でした」と言ってから、「いやいや、建ててしもうたら、これで死ぬまで働かにゃぁおえません。わはは」と、冗談も豪快です。
「基礎ができたとき、鉄骨の太さに驚いて䅈社長に言うと、『これが普通ですよ。』と言われるし、万が一不備があった場合もきちんと対応してくださる。秦建設は心意気がいいから気持ちがいいですよ」。冗談のお好きな磯谷さんですが、ここのところは真面目な顔でおっしゃいました。

二世帯同居でいきいき定年後

磯谷邸は、1階が磯谷さんご夫婦、2〜3階が若夫婦一家のお住まいです。二世帯は全く独立した造りになっており、玄関まで別箇。訪問するときは、階段を降り（または上がり）玄関へ回ってベルを押すことになります。「このくらいの距離がいいんですよ。仲良く暮らすコツです」と奥様。
1階中庭は、二世帯をつなぐ場で、実際には区切りながら、空間的につながっているという磯谷邸の＜見せ場＞です。2階へベランダからお孫さんが呼べば、下で応えることはできるけれど、行き来はできません。
磯谷さんは地元のお世話役や趣味の会で、「出たら帰ってきません」と言われる＜極楽トンボ＞。奥様も負けずに趣味の焼物に熱心で、お互い好きなことをして気ままに暮らしていらっしゃいます。「二世帯同居でいきいき定年後」は、これからどんどん輩出される定年組の先駆でしょう。