安井家は、広い敷地に築100年の母屋と長屋、離れのある古民家だったのを、4年前に新築されて、現在はご夫婦2人でお住まいです。将来は長男ご一家(お孫さん2人)が同居できるように、2階は若世帯のためにとってあります。
基本を大事にした家
「昔の台所は暗くて、その上離れていたから家族の顔が見えなかったけれど、今は近くに感じながら台所仕事ができます。明るくて、使い勝手がよくて、やっぱり新しい家は快適ですね」。奥様は住み心地を味わうように、しみじみとおっしゃいます。ご主人の要望で、玄関、リビング、ダイニング、お座敷とどこも大らかに造られているので、旧宅との違和感もなく、暮らし易いそうです。「基本を大事にしたシンプルな家なんですよ」と言われるように、これぞ「現代風日本の家」という感じがする、家らしい家でhした。座敷庭と中庭がすとんと見渡せる明快さも効果的です。「難波さんのお宅を見せていただいて参考になったし、何より秦建設さんの仕事は信頼できると思ったのです。実際、そのとおりでした」。秦建設に対する施主さんの信頼の厚さには、毎回驚くばかりです。
押入かと思えばミニキッチン
玄関脇にあるご夫婦の寝室は、床の間のついた10帖の和室。実は、この部屋にちょっとした仕掛けがあるのです。襖が閉まった状態ならただの押し入れが、開けてみるとミニキッチンがセットされている・・・これは驚きでした。グッドアイディアです。老後を考えれば、部屋に来客があっても、夜中にの喉が乾いても、お茶でも冷たい飲み物でも、ここで用意できます。今は、ご主人のビールの空缶がたまる一方さそうですが、先々はきっと重宝されることでしょう。備えあれば憂いなし、ですね。
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