南ふれあいセンターから真直ぐ南へ、まだ田園風景の残るあたりに、吉本邸があります。2年ほど前、この誌面にご登場いただいた垣内様宅が、道路を挟んでほんの斜め前です。垣内邸を眺めて「こういう家が欲しいな」と思っていたところ、親戚の勧めもあって、迷わず秦建設に依頼されました。
収納はアイディア次第で広くとれる
吉本さんご夫妻は、設計の段階でも、施行が始まってからも、秦建設の見学会があるたび、見に行かれたそうです。そして、「これはいいな」と思ったことは、即設計に取り入れました。屋根裏収納(12帖)や階段下の収納、細かなことでは取り外しのきく物干しなど、たくさんのアイディアを頂戴したそうです。ことに階段下はフル活用したので、空間がそのまま三角形になっていますが、これが以外に広くて、大人5人くらいは入れそうです。施行過程で、ご夫妻と秋山棟梁の双方がアイディアを出し合い検討して、結果、気が利いて、しごく便利な家になりました。「無理を言って作ってもらいました」という書斎の机など、家具職人にもなれそうな出来ばえです。玄関の小さな飾り棚は、小物を入れれば玄関まわりがいきいきすることでしょう。住まいの『アクセント』になっています。
ご両親も息子さんたちも、信頼して一切をご夫妻に任された分、統一感のあるお住まいになっています。
親子三代分のとれたて野菜を
吉本邸には、ご夫妻と長男(24歳)、次男(20歳)、それにご両親の6人家族が住まわれます。ご両親が野菜作りを楽しまれるよう、100坪の敷地の一画に畑をつくりました。来春には親子三代が食べるに充分な野菜が育つでしょう。すでに、とれたて野菜の料理のレシピまで浮かんでいるようです。
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