カルマーレ立花 ☆着工〜埋め立て偏☆
5月11日
こんにちは、工務部の和多です。
5月3日に起工式をした『カルマーレ立花』の今までの工事の様子をご紹介したいと思います。
まず、着工前の写真ですが、普通の田んぼです。
埋め立て作業に入る前に、
表土(田んぼ土)をけずりとっていきます。
基礎を設計するにあたり、地盤調査を行います。
今回はSWS試験・SDS試験という試験方法で調査しました。
続きまして、土留め工事です。
土留めの基礎には松杭を打ち込みます。
松杭の長さは3メートルと5メートルの物を使用します。
大きい重機で圧入していきます。
松杭を60cm間隔で3列打ち込んでいきます。
松杭を打ち込む事により、地盤が圧密されます。
打ち込んだ後から、地盤の水が地表面に搾り出されていきます。
松杭打ちに続き、トレンチ工事です。
秦建設では
トレンチ工事の事を巾60cm深さ3〜4m地盤を掘削し、水を通しやすい砕石と入れ替えをし、地下水を汲み上げる工事と称しています。
井戸パイプを一番深い所に埋設し、水中ポンプをセットします。水中ポンプからろ過タンクへ配管しそこから側溝へ埋設配管します。
埋設配管をすることにより、工事期間中24時間ずっと
地下水をくみ上げつづけます。
地盤の水が抜けることで地盤が圧密され締まると同時に
完成後の地盤の動きを大幅に軽減できます。
さらに、地震時の液状化現象対策にも大きな期待がもてます。
土留めの配筋の様子です。
ブロック筋はD13がダブル(2本)入っています。
かなり頑丈な基礎が出来ました。
という感じで現在現場の方は埋め立て工事まで進んでいます。
今後、引き続き建物基礎工事にかかっていきますので
随時現場の様子をご紹介していきたいと思います。
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