外装タイルの接着力試験 -試験日-
8月8日
こんにちは。設計の西村です!
今日はついに外装タイルの接着力試験を行いました。
まずはアリビオ富田の現場にて、
以前、目荒らしをしたコンクリートに貼ってあるタイルの試験です!
前日セッティングしたアタッチメントはそれはもう頑丈にタイルと接着しています。
いよいよ試験開始です!
全国タイル検査・技術協会の方に検査をしてもらいます。
『一般財団法人 全国タイル検査・技術協会』詳細を見る
接着力試験器をアタッチメントと接続、固定し、
ハンドルを回して加圧してゆきます。
「ドン!」という大きな音とともに破断します。
数値の大きいものでは、1.5 N/mm²もあるものもありました。(0.4 N/mm²以上で合格です)
すべて合格基準をクリアしました!
試験中はみんな息をのんで、真剣な面持ちで検査を見届けています。
コンクリートの目荒らしの違い。
下地吸水調整剤の有無。
ボンドの塗りの違い。
などなど。
条件をかえてあるので、皆で結果の数値を考えながら
どうして数値が高いのか低いのか。
みんな意見が飛び交います。
現場での試験は終了。
次は秦建設の事務所にあるテストピースの試験です。
こちらもコンクリートへ30個
鉄板とステンレスの板に各3個
検査の準備が整っています。
テストピースは、
コンクリートの強度や脱型までの日数、
コンクリートの混和剤の有無。
コンクリートの条件をかえてあります。
さらに下地吸水調整剤等、条件をかえてタイルを貼ってあります。
次々と試験を行っていくにつれて、
興味深い結果が出てきました。
さらにこちらは鉄板とステンレス板に貼ったタイルの試験です。
検査・技術協会の方も金属板へは初めてだとか。
最後に監督さん達も検査の仕方を教えてもらいました。
みんな真剣な顔つき。
結果も検査・技術協会の方の検査とほぼ同じ数値でした。
タイルの試験もできる監督さん。になりましたね☆
もう少しタイルのボンドとコンクリートの試験や調査は続きそうです。
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